※参考記事
宮城県南三陸町佐藤仁町長×村上財団代表理事村上絢対談記事
「地元にあるものを活かした産業の振興・コミュニティの構築
町の熱い想いを、持続可能な社会につなげるには」
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このコンテストは、震災から7年経った現在の大きな課題のひとつ、「人口流出」を解決するひとつの手段として、「地元は好きだけれど、仕事がないから出ていくしかない」という若者たちと
「道路や建物は整い始めたが、これからは新しい産業や東北の魅力を発信し、たくさんの人が東北を訪れる仕掛けが必要。しかし、今はそのアイデアが足りない。東北の発展、復興支援には新たなビジネスをつくる人、企業する人を増やすことが必要」という問題を抱える自治体、それぞれのニーズを結び付けるために開催されたビジネスコンテストで、全国の25歳以下の若者達から、東北の自治体が抱えるたくさんの課題に対してのビジネスアイデアが集まりました。
3月19日付河北新報
<若者起業コンテスト>芋煮軸に農業振興 村山産業高が最優秀
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180319_55036.html
【最優秀賞受賞者によるコメント】
山形県立村山産業高校農業部バイオテクノロジー班
今回大賞をいただき、発表を行ったメンバーだけではなく、日ごろから協力してくれている活動メンバーや農業者、地域の方々とともに喜んでいます。
今回提案されたプランは、山形の郷土料理「芋煮」になぞらえて、山形県を仮想国「芋煮国」として、地域の課題や潜在的な可能性を検証するものでした。
私たちは日頃サトイモの苗生産や栽培、加工品開発に関する研究に取り組んでいます。それらの活動の中で関わった農業者などの地域の皆さんが抱いている課題を私たちなりにくみ取り、プランに反映しました。今後は大賞をいただいた賞に恥じぬように、さらに活動を活発化させたいと思っています。