村上財団の新型コロナ
ウイルスに対する取り組み

村上財団とフローレンスの緊急支援活動、迅速な全国ニーズ調査とのべ約700世帯の医療的ケア児者家庭と13施設の医療現場に物資配送

◎村上財団とフローレンスの緊急支援活動、迅速な全国ニーズ調査とのべ約700世帯の医療的ケア児者家庭と13施設の医療現場に物資配送
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府から2月末に全国の公立小中高校への一斉休校の要請があってからおよそ100日が経ちました。
4月の緊急事態宣言に先駆けて子育て世帯に影響したのが、3月2日(月)からの全国小中高校一斉休校でした。その後、緊急事態宣言をうけ結局多くの地域で5月末まで休校・休園状態が続きましたが、2月末時点では初めての突然かつ長期間の休校に、当事者である保護者や子どもたちは戸惑い、特に子どもの預け先が無い状況に対して、学童保育をはじめ様々な現場で混乱が生じました。
そこで、国内の親子領域の課題を、事業と政策提言で解決するフローレンスは、3月6日~9日、一斉休校措置でお子さんの通う学校・保育園・幼稚園が休校・休園になった親御さんに対し、休校・休園による困りごと・必要としている支援を明らかにする「一斉休校に関する緊急全国アンケート」を実施しました。村上財団から、アンケート集計のデータベース構築・運用費用と、調査期間3日で全国にアンケートを周知するためのWEB広告費を緊急助成いただき、全都道府県から約10000人もの保護者に回答をいただくことができました。
また一斉休校や感染拡大リスクのなか孤立する子育て家庭のニーズに対し、村上財団のご支援によって、医療的ケア児者家庭、医療現場のニーズに対し、のべ約700世帯の医療的ケア児者家庭と13施設の医療現場に医療物資を提供することができました。