村上財団の新型コロナ
ウイルスに対する取り組み

【マッチング寄付プロジェクト】ガンバの会

私が支援を行っている北九州の抱樸はじめ、生活困窮者支援のさまざまな活動を率いる奥田牧師との出会いは、2019年5月になります。今回のガンバの会さんへのマッチング寄付による支援は、この奥田牧師とのご縁の中でご紹介をいただき、生まれました。

私はこれまでにも、ビッグイシューなど、ホームレスと呼ばれる方々の社会復帰を支援する団体を応援してきましたが、そういう中で「ホームレスとハウスレスは違う」という話を伺って、単に住居や食事のみを賄うのではなく、社会復帰の第一歩としてもっとも必要な「人との絆」そして「心のよりどころ」を創るという、目に見えない支援に昼夜を問わずご尽力されていらっしゃることに大きな感銘を受けました。そして自分にできることとして、生活困窮者の生活支援付きの居住支援モデルを全国に広め、いつか日本でホームレスと呼ばれる人々をゼロにできるよう、支援を行っています。ガンバの会さんは、このモデルの全国への展開への大きな一歩になると信じております。

新型コロナウイルスの感染拡大による景気の悪化により、今後、住居を失う方々がもっと増えるかもしれません。そうしたときに、暖かなサポートが迅速に提供され、社会復帰に向けて一緒に歩んでくれる人がいる。そうしたセーフティーネットの拡充は、急務だと考えています。

そしてこの目標の達成には、団体だけでなく多くの方々の理解と思いやりが必要です。一人でも多くの方に「まず知ってもらう」ことを願って、マッチング寄付をさせていただきます。

 一般財団法人村上財団 村上世彰 村上絢

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