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2022年2月11日
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一般財団法人村上財団の代表理事に、投資家 村上世彰の次女 村上玲が就任

◆新代表理事 村上玲よりご挨拶◆

村上財団は2022年1月25日付で、前代表理事の村上絢が退任し、同日付で村上玲が代表理事に就任したことをお知らせいたします。

村上財団は、2016年に父、村上世彰が設立し、姉、村上絢が代表理事として非営利活動団体の活動を中心に支援をさせていただいております。設立から約5年間にわたる活動の中で、多くの皆様に応援いただき、子どもの貧困や虐待、働く女性、投資や金融教育等様々な社会的課題の解決に取り組んでまいりました。そして、今回、姉、村上絢の意志を継いで、村上財団代表理事に就任させていただくこととなりました。だれもが必要な支援を必要な時に受けられる社会の実現を目指し、より一層、社会貢献活動を加速させていきたいと考えております。

私自身、学生時代から非営利団体活動への寄付や支援に携わる中で、企業や政府が提供するセーフティーネットは万全ではなく、必要な支援を受けられていない方々が多くいることを痛感してきました。そういった方々の声に寄り添い、社会的課題の解決に取り組む非営利団体の活動を、持続可能なものにしていきたいという思いを抱いてきました。

特に、欧州で経営学を学ぶ中で、日本におけるジェンダーギャップに危機感を抱くようになりました。世界経済フォーラム(WEF)によれば、日本の「ジェンダーギャップ指数」は、調査対象となった世界156か国のうち120位と先進国最下位です。日本の順位を下げているのは、主に経済と政治分野であり、特に政治分野は女性政治家の少なさから147位となっています。欧州との比較をする中で、世界の潮流から取り残されている日本の状況を、少しでも変えていけたらという思いを募らせてきました。ジェンダーギャップは女性の人権問題であると同時に、様々な社会課題解決、経済発展につながると考えます。これまでの村上財団の活動を継続するとともに、あらゆる分野において女性が活躍できる社会の実現を目指し、尽力いたしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

◆プロフィール略歴◆

1994年生まれ。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
株式会社三菱商事エネルギーグループ石油本部に勤務。
INSEAD(欧州経営大学院)にて経営学修士を取得。
ハーバード大学公共政策大学院、エグゼクティブ養成プログラムに在籍。
2022年1月、姉、村上絢の意志を継ぎ、村上財団代表理事に就任。

村上玲 画像

◆村上財団について◆

村上財団は、日本の社会貢献問題解決のために活躍する非営利団体への使途指定寄付や助成を通じて、団体と共に議論を重ねながら、支援を必要とする方々や事象に対して、より多くの支援が継続的に届くようなきっかけとなる支援を目指します。もっと、日本が希望や夢であふれるように。皆が支えあってたくさんの笑顔があるように。村上財団は、日本の社会的課題の解決に貢献できるよう、活動してまいります。