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「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018」記者会見が開催されました

6月21日(水)11時から「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018」記者会見が開催され、発起人代表である認定NPO法人フローレンス代表駒崎弘樹さん、Human Rights Watch日本代表土井香苗さん、NPO法人キッズドア理事長渡辺由美子さんらと共に、村上財団代表理事村上絢が登壇いたしました。

村上財団では、この活動の運営資金をサポートさせていただきました。

以下、村上絢によるご挨拶です。

———————-本日はお集まりいただきありがとうございます。
私は村上財団の代表を務める村上絢と申します。
村上財団は私の父である村上世彰が創設したファミリー財団で、女性や子どもの支援などを主に、様々な非営利活動法人に寄付をしております。今回のなくそう!子どもの虐待プロジェクト2018には私自身、3歳児と1歳児の子供を持つ親として、目黒で起きた事件に大変心を痛め、一人でも多くの子どもたちが虐待を受けることを防ぎたいという思いから支援させていただきました。このような事件の再発を防ぐにはきちんとした制度を作る必要があると考えております。例えば、今回の事件が起きた目黒には児童相談所はありません。目黒区は品川にある品川児童相談所が管轄で品川区、目黒区、大田区を合わせて管轄しております。東京都にある児童相談所の数は13か所で、人口1300万人、平均すると100万人にたいして1か所の児童相談所しかありません。このような状況を打破すべく、一人一人の声を集めて、小さな命を救える、子どもにやさしい社会にしていきたいと思います。