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「九州北部豪雨」災害に対する支援について(第2報)

この度の平成29年九州北部豪雨災害により犠牲になられた方々に深い哀悼の意を捧げますとともに、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
村上財団(所在地東京都渋谷区、代表理事村上絢)は、今回災害にみまわれた地域の皆さまに対し、公益社団法人シビックフォース(https://www.civic-force.org/)を通じて以下の通りの支援を実施いたしました。
村上財団では被災地の一日も早い復旧を願うとともに、今後の支援につきましても、被災地からの要請に応じて対応してまいります。
【支援内容】
・スポットクーラー3台
・除湿機3台
・扇風機10台
・ケルヒャー5台
・果物1,000人分相当
・首巻アイスノン 400人分相当
【お届け先】
福岡県朝倉郡東峰村
【お届け日】
7月11日(火)~
【避難所の状況と被災者からの声(シビックフォースより)】
避難所になっている公民館がある地区はまだ断水状態で、昨日ようやく電気が復旧したばかり。日中外に出ている人たちも、夜に寝るために公民館に戻ってきます。
周辺の家屋は崩壊しているところもあり、公民館に身を寄せ合っていますが、クーラーがなく、とにかく蒸し暑い状態でした。私たちがもっていった物資を見て、4か月の赤ちゃん(男の子)を抱えるお母さんは「とにかくうれし」とほっとした様子。赤ちゃんはずっと寝つきが悪いらしく、お母さんも疲れが出ていました。私が抱っこさせてもらうと、「まぁ、慣れているんですね。しばらくお願い」と言っていて、「あぁ、本当に疲れているのだな」と思いました。
公民館では「洗濯物がなかなか乾かないので、除湿器はありがたい」「食べ物がすぐに悪くなる。除湿器やクーラーは本当に助かる」と大いに喜んでいただけました。
暑くて寝苦しい夜が続いていましたが、今日はゆっくり眠れているのではないかと思います。
明日以降も、避難所へのスポットクーラーの搬入を続けます。
【支援活動の様子(シビックフォース提供)】